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Blender ノード まったり入門4
～ ノードの基本操作 ～

Cycles ノードのイメージ

今回はノードの操作方法あれこれです。

ノードは、以前話したように、楽器で使うエフェクターのようなものと例えると
わかりやすいと思います。

上のタイトルの背景画像のようなイメージです。

コード(ケーブル)先端のプラグで抜き差しができ、コードの左下先には、エフェクターやミキサー、そのまた先には楽器やマイクがつながっているイメージです。

Blender上では、もちろん楽器やエフェクターなどではありません。
「オブジェクトをどう表現するか」の性質を設定したりする各シェーダーや、二つの効果をひとつに混ぜ合わせるミックスシェーダー、効果をつけたり、変換したりなど、様々なノードが用意されています。

また上の画像は、Blender上で、モデリングして、各パーツにノードを設定して作成したBlender上の3DCG画像です。



それでは、ノードの操作あれこれにまいりましょう。

Cycles ノードの配置操作

レイアウト上、ノードの配置を動かしたいときやコンパクトなレイアウトにする方法です。

• ノードブロックの設定する場所以外をドラッグ移動することでノードの配置を変えることができます。
  
• 選択されているノードブロックは、フチと三角マークがオレンジ色になります。
  
• 三角マークはクリックすると折りたたまれます。開くときはもう一度クリックします。
  

ノードの接続線

• ノードの接続線でつなぐには、ノードの何もつながってないソケットをクリックしたままドラッグ移動すると接続線がスルスルと出てきます。相手ソケット上で離すと接続線がつながります。
  
• 接続線を外したいときは、プラグを抜くイメージでソケットをドラッグで移動しそのまま離します。
  
• 別途の方法として、Ctrlキーを押したまま、ボタンプレス移動でナイフカーソルが出ます。バサッと複数切断できます。
  

新しいノードの追加

ノードエディタ画面の下のメニューバーの「追加」メニューから新しいノードを追加できます。
以下は、光沢BSDFを追加する場合の手順です。

• ノードエディタ画面の下のメニューバーから「追加」を押すとメニューが出ます。
  
• 「シェーダー」を選び、「光沢BSDF」を選びます。
  
• 選択直後はカーソルがノードエディタ欄外にあるためにノードエディタ上へカーソルを移動させます。
  
• 配置したい場所でクリックします。
  

新しいノードの割り込み追加

すでに結線済みのノードの間に新しいノードを割り込ませたいときに、
わざわざ接続線をつなぎなおさなくてもよい、便利な操作方法があります。
単純に追加するノードを接続中の間に置いてあげるだけです。


この例では、ディフューズとマテリアル出力の間にミックスシェーダーを割り込ませています。

新しいメッシュオブジェクトにノードを割り当てる

今まではデフォルトのオブジェクトのノードを使いましたが、
新規に追加したメッシュオブジェクトには何も割り当てられていません。
まずはマテリアルの「新規」ボタンを押して新規にマテリアルを追加して、ノードを使用にチェックがなければ入れます。
新規にマテリアルを追加するだけでデフォルトのノードが適用されます。

下のアニメ画像は追加したばかりの平面メッシュを拡大し、新規にマテリアルを追加しているところです。

ランプを明るくする

前回の続きになります。
ランプを明るくするにはおもいっきりカメラを引いて、ランプを選択し、
ノードを使用にチェックを入れ、
ノードの放射シェーダーの強さを大きくします。



ノードエディタ上のノードが欄外にあって見えてない場合もありますので、スクロールさせてみてください。


次回のBlender Cyclesノードまったり入門は、いろいろなシェーダーノードをつなぐお話をする予定です。